アナログとデジタル

腕時計の文字盤には、針で時刻を示す「アナログ式」と数字で時刻を示す「デジタル式」と、さらに両方を組み合わせた「デジアナ」があります。

アナログ式時計

アナログ時計の一例

アナログタイプ。

カシオのデジアナ時計の画像

こちらははデジアナタイプ。

最も歴史が長く、そして見栄えが良いのが、針で時刻を示す「アナログ式」。時と分を示す「2針式」と、さらに秒も示す「3針式」、そして曜日や日付け、計測タイムや他国の時間(GMT)も示す「多針式」(クロノグラフ)など、結構沢山のバリエーションがあります。

GMTとは

GMTとは、「Greenwich Mean Time」の略称で、基本的には時差のある外国の時刻を知る為のものです。あると便利な機能ですが、他にも自国の24時間計としても使えるので、午前、午後の確認用としても使えます。高価なモデルに採用例が多い機能でもありますね。

 

 

秒を示すのが「秒針」で、最も細くて長い針で、、分を示すのが「分針」。秒針よりも太くて長いです。そして時を示すのが「時針」。時計でもっとも太く、そして短い針です。

時計の針は、全体的には細いよりも太いほうが見栄えが良いです。高級なタイプの時計ほど太くてカッコイイ針を使用する傾向がありますね。以前は、駆動トルクの大きい機械式時計ならではの太い針でしたが、技術の進歩で駆動トルクの小さいクォーツ式時計にも採用されるようになりました。

なお、この太い針は高性能な日本製クォーツの象徴のように感じます。外国のメーカーには、なかなか真似のできない部分でもありますね。

また針も長い方がカッコイイです。高価な時計は大概は長い針を採用する傾向があるように感じます。このあたりは好みもありますが、ぜひ見比べてみて下さい。

 

正装に最も適した腕時計は「アナログで2針、3針の白い文字盤」です。

 

最もスーツに似合い、フォーマルでそして年齢を問わず似合うのが2針、3針スタンダードタイプのアナログ時計です。冠婚葬祭にも使える白い文字盤の時計は、上品で美しく、飽きないのが特徴ですね。

もし、腕時計を一つだけしか所有しないのであれば、断然「電波時計」で「ソーラー式」の白い文字盤のタイプをオススメします。最も手間がかからず、また使う場所を選びません。本当はフォーマル用とカジュアル用の2つの腕時計を所有するのが一番良いですが…。

実際には厳密な決まりは特にないので、黒い文字盤でも3針程度までは充分フォーマルな気がします。

 

ファッションで使いこなす「カジュアル時計」

 

普段着で使いこなすカジュアル時計は、別名「ファッションウォッチ」ともいいます。白以外にも黒やグレー、ブルーにレッドカラーもあります。デザインに制約がありませんから、形も大きさもバリエーション豊富です!最も個人の個性が出る部分でもありますね。

3針よりも針の多い「クロノグラフ」、時間以外の年数や日付をデジタルで表示する「デジアナ」もカジュアル時計と言えるでしょう。他にも、特定の絵を描いてあるような珍しいモデルもありますね。

 

様々な計測ができ、視認性にも優れる「パイロットウォッチ」

 

「パイロットウォッチ」とは、その名の通り航空機を操縦するパイロット向けに製作された腕時計で、最初にIWC社が開発したものです。腕を動かさなくても見やすいように配慮されており、日付は3時方向でなく4時方向にずらしてあったり、計測用の「タキメーター」が付いているモデルもあります。

個性的で、計測用の目盛りがカッコイイのがパイロットウォッチの特徴でもあります。また「GMT」といって、設定した他国の時間も表示できるタイプもあります。厳密にはスイスの協会にて認定を受けたモデルが正式なパイロットウォッチといえますが、あまり拘る必要もないかと思います。

仕事で海外へ良く行く方など、2国の時間を同時に把握したい方に最も適している時計ですね。

 

世界中のダイバーの為に開発された「ダイバーズウォッチ」

 

通常の腕時計は、深い水深に耐えられません。そこで徹底的に防水性を上げて、水中での使用、視認性を高めて、さらに優れた対衝撃性を持って世界中のダイバーの要求に答えたモデルが「ダイバーズウォッチ」です。

腕時計のケースを1ピース構造にし、材質・パッキンにまでこだわり、高い水圧にも耐えられるダイバーズウォッチ。バンド素材にまで拘ったこのモデルには、やっぱり海が似合います。

現在では、水深150m以上に耐え、かつ潜水時間を計れるモデルがダイバーズウォッチといえそうです。他にも逆回転防止ベゼルや、針が蓄光式であり、ヘリウムガスのエスケープバルブが備えられているモデルもあります。

大変丈夫なので、潜水だけでなく極地での使用にも耐えるのが特徴です。丈夫で見やすく、独自のカッコ良さがありますね。もちろん普段使いにもOKなので、好みのデザインを選ばれるのが良いですね。

 

なお、こういった腕時計の耐水性を表すのが「W.P」(ウォータープルーフ)です。「W.P. ××bar」と腕時計や説明書に表記されています。3bar~20barが一般的ですね。

  • 非防水     防水性は全くありません。水に濡らさないで下さい。
  • 日常生活防水  手洗い・小雨等で水滴が付く程度に耐えられます。
  • W.P.3bar   日常生活防水と同等です。(3気圧防水)
  • W.P.5 bar   日常生活防水と同等です。(5気圧防水)
  • W.P.10 bar  水泳や水仕事、シャワーや水道の蛇口等の水圧に耐えられます。100m防水。
  • W.P.20 bar  酸素ボンベを使わない、素潜りなどのダイビングにも対応。200m防水。

 

一般的な腕時計は200m防水までかと思います。実際には100m防水、10bar辺りから安心して使えるのが実際のところだと思います。しかしパッキンの劣化などで、数年以上使った腕時計は防水性が低下していると思っておくほうが無難ですし、またシャワーの際に腕時計をしたままの方もいるようですが、感心しません。

ただし時計も精密機械ですから、実際にはなるべく水のかからないように使用されることをオススメします。防水性の高い時計でも、ハードに使えばそれだけ痛みます。なるべく大事にいたわって欲しいものですね。

 

 

デジタル式時計

Gショックに代表される、数字で直接時刻を表すデジタル式腕時計。視認性の高さと丈夫さが特徴です。

デジタル時計の一例

 

見栄えの良さ、高級感ではアナログ式ですが、視認性・耐久性ではデジタル式表示が勝ります。アナログに比べて部品点数が少ないので、一般に長寿命なのも特徴といえます。

時間以外にも、日付けや曜日も英語表記で見やすく、なおかつ軽いのでスポーツの分野でも重宝されています。またストップウォッチ機能の付いた機種も多く、正確にラップタイムも測れます。

腕時計はアナログ式が圧倒的に多いですが、上記のような理由でデジタル式も重宝されます。また、最近では「反転液晶」といって黒い文字盤に白文字で時刻などを表示するタイプもあります。より視認性も高いのが特徴ですね。

ちなみにデジタル式腕時計はカシオ社のGショックが有名ですが、実はセイコーやシチズンにもデジタル時計のラインナップがありますよ。各社とも色々なデザインでラインナップされています。

 

 

アナログとデジタル、両方に良さがあります。

さまざまなデザインの腕時計がありますが、最終的には貴方の感性で選ばれるのがベストです。数ある時計のなかで、あなたのお好みにピッタリ合うデザインの時計がきっと見つかると思います。

美しい腕時計は、眺める楽しさ、所有する喜びも味わえます。値段はあまり、関係ありません。是非、貴方にとって特別な腕時計を見つけてみて下さい。きっと、日々の生活を潤してくれると思いますよ。